PostgreSQLをWindowsにインストールする方法をご紹介します。
目次
条件
- Windows10 64bit
インストーラのダウンロード
以下のサイトからWindows用のインストーラをダウンロードします。
https://www.enterprisedb.com/downloads/postgres-postgresql-downloads
ここでは、Windows10 64bitにインストールするため以下のDownloadリンクを選択します。
- PostgreSQL Version 11.2、Windows x86-64
以下のような名前のインストーラがダウンロードされます。
- postgresql-11.2-1-windows-x64.exe
インストール実行
ダウンロードしたインストーラをダブルクリックして実行します。
Nextボタンを押します。
インストール先ディレクトリを指定します。
⇒ 後でパスを設定する際に使用するため、インストール先をメモしておきます。
特に変更せず、Nextボタンを押します。
インストールするコンポーネントを選択します。
とりあえず、デフォルトのままNextボタンを押します。
データ保存先ディレクトリを指定します。
特に変更せず、Nextボタンを押します。
superuserのパスワードを指定します。
PasswordおよびRetype passwordに任意のパスワードを入力して、Nextボタンを押します。
ポート番号を指定します。
特に変更せず、Nextボタンを押します。
ロケールを指定します。
特に変更せず、Nextボタンを押します。
インストール内容のサマリーが表示されます。
Nextボタンを押します。
Nextボタンを押します。
インストールが実行されます。
Finishボタンを押してインストーラを閉じます。
Stack Builderのチェックをした状態だと、スタックビルダーが起動します。
(とりあえずチェックをはずしておいて大丈夫です)
パスの設定
PostgreSQLをインストールしたディレクトリにパスを通します。
今回は、以下のディレクトリにインストールしました。
C:\Program Files\PostgreSQL\11
PostgreSQLのプログラム本体は、当該ディレクトリのbinの下にあるため、以下のディレクトリにパスを通します。
C:\Program Files\PostgreSQL\11\bin
コントロールパネル > システムとセキュリティ > システム > 設定の変更 を選択します。
システムのプロパティ画面が開くので、詳細設定タブの環境変数を選択します。
ユーザ環境変数のPathを選択して、編集ボタンを押します。
環境変数名の編集画面が開くので、新規ボタンを押して以下のパスを入力しOKボタンを押します。
(パスは自分の環境に合わせて適宜変更してください。)
C:\Program Files\PostgreSQL\11\bin
環境変数画面、システムのプロパティ画面でもOKボタンを押して画面を閉じます。
PostgreSQLの動作確認
パスが通っていることの確認
コマンドプロンプトを開きます。
任意のディレクトリで、以下のコマンドを実行してバージョン情報が表示されれば準備完了です。
psql -V
ログイン等
コマンドプロンプトで以下のコマンドを実行してログインします。
psql -U postgres
パスワードはインストール時に指定したパスワードを入力します。
以下のコマンドを実行してデータベース一覧を表示します。
\l
以下のコマンドを実行してログアウトします。
\q
参考
PostgreSQL公式:PostgreSQL Database Download
https://www.enterprisedb.com/downloads/postgres-postgresql-downloads